平素より、セリオーレ沖縄スポーツクラブの活動に、ご声援、ご支援を頂き心よりお礼申し上げます。
この度、セリオーレ沖縄スポーツクラブに所属する社会人サッカーチーム、FCセリオーレが、7月30日に大分県で開催されました『KYFA 第58回九州社会人サッカー選手権大会』へ出場致しました。
試合は大分県代表の耶馬溪FC様に押し込まれる展開が続き、何度も決定機を与えてしまうも、GK1大城の好セーブを中心とした守りでなんとか凌ぎきり、終盤に先制点を与えた直後の後半アディショナルタイム、14奥平の劇的同点ゴールが決まり1-1で終了。
PK戦となりサドンデスまで突入しましたが、惜しくもPK6-7で惜敗を喫する結果となりました。
今回の遠征では【九州遠征応援スポンサー】と称した資金造成のお声がけをさせて頂き、チーム、そして各選手に対し、多くのご支援を賜りました。
私たち1社会人チームの遠征に対し、本当に多くの方々からご支援頂いた事に感謝すると共に、改めましてご支援頂いた全ての皆様へ厚く御礼申し上げます。
本来であれば、ご支援、ご声援頂いた皆様へ、全国大会出場という結果報告を持って恩返しをしたかったところ、悔しい結果となってしまいました。
ただ、シーズンはここで終わりません。
9月から始まるリーグ戦を戦い、優勝する事が出来れば、1月に行われる九州各県大会(九州リーグ昇格決定大会)への出場権を獲得する事が出来、来季の九州リーグ昇格を目指した戦いへと繋がっていきます。
私たちはプロのクラブではありません。
選手たちは、仕事と家庭を両立しながら、より高みを目指してサッカーに真摯な向き合い、大人になっても本気で嬉し泣き、悔し泣きが出来るほどサッカーに打ち込む。
チームは、選手にとっての『本気の生涯スポーツ(競技スポーツ)』としての受け皿となり、サッカー界そしてスポーツ界の裾野を広げ、それぞれの発展に寄与する存在となる。
そしてクラブは、FCセリオーレが単に『サッカーをする』場となるだけでなく、社会人サッカーやアマチュアスポーツを通じた社会貢献や地域貢献が何かを本気で考え、実行出来る組織を目指す。
社会人サッカーに学生スポーツのような『引退』という概念はありません。
またチームの挑戦においても『区切り』というものは存在しません。
私たちの挑戦はこれからも続きます。
プロのクラブより強くない。
プロの選手たちより上手くない。
ただ、プロにも出せない魅力やロマン、社会人サッカーだからこそのドラマがここにはあると思っております。
今後とも引き続きセリオーレ沖縄スポーツクラブ及びFCセリオーレをご声援、何卒宜しくお願い致します。
セリオーレ沖縄スポーツクラブ代表
兼FCセリオーレ監督
友利貴一