去った10月30日(日)、OTV杯争奪OFA第51回沖縄県サッカーリーグ1部リーグFCセリオーレ運営担当日にて、参加チームの選手と、運営スタッフのお子様を対象とした、『SDGsキッズスペース』を、セリオーレSDGsジェンダー平等委員会にて設置、運用致しました。
日頃FCセリオーレの選手や、他のチームの選手からもよく聞かれる悩みとして、『週末子供の育児があり、試合に行けない』という理由でチームの試合に不参加となるケースが多く見受けられます。
ジェンダー平等社会の実現を目指す上で、これまでの【女性は家庭、男性は仕事】といった古い固定概念から脱却し、家庭内の育児体制も母親だけに負担が偏ることなく、父親も育児に当たり前に参加していく事が、とても重要な事だと思います。
しかしながら、育児への参加が理由となり、週末に大好きなサッカーに参加出来ない事が増え、次第に競技から自然的に離れてしまう・・・。
致し方ない状況は百も承知ですが、どこかチームとしてもどかしさを感じていました。
『子供の育児も積極的に参加しながら、大好きなサッカーの両立も図りたい!』
と願う、世の社会人お父さんプレイヤーたちを、応援出来る仕組みや方法はないだろうか?FCセリオーレ内に所属しているお父さんプレイヤーたちから意見やアイディアを吸い上げ、委員会で議論を重ねていく中で、今回試合会場でお子さんが楽しめるキッズスペースの実施を企画致しました。
・お父さんは、週末思いっきりサッカーを楽しむ!
・その時間お母さんは、週末に自分の時間を確保し、1人時間を満喫出来る!
・そしてお子さんは、キッズスペースで遊び楽しみながら、お父さんがピッチで一生懸命にボールを追いかけてる姿を応援する。
お父さんが大人になっても一生懸命にボールを追いかけて楽しんでいる姿を目に焼き付け、きっと子供たちはスポーツの素晴らしさを自然に学んで大きくなるのではないかと思います。
当日は、委員会のメンバーの中で、普段学童で勤務している選手や保育士の選手が中心となり、子供たちと触れ合いながら運営を行いました。遊びながらも、時折お父さんが一生懸命に頑張る姿を応援する子供たちの姿が印象的でした。
今回は試験的な実施となりましたが、頂いたご意見等を参考にしながら、ジェンダー平等の実現を目指すための施策や企画を、委員会にて進めていきたいと思います。
今後ともセリオーレ沖縄スポーツクラブ、FCセリオーレを何卒宜しくお願い致します。